履歴書の基本の書き方

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履歴書の基本 履歴書を作成する前に必要なものをすべて揃えておくこと

履歴書に使用する、写真とハンコの準備を侮らないこと!

写真についての詳しいことは<履歴書の写真>にて詳しくご紹介しますが、まず、履歴書を書く前に印鑑と写真を用意しておかなくてはいけません。市販されている履歴書は、印鑑を押す項目がないものが主流ですが、ある場合は、シャチハタなどのスタンプ式を使わず、朱肉を使って押すハンコを用意してください。

履歴書の基本・見本


履歴書を書くときは、鉛筆で下書きしてから清書すると、間違いがありません

スラスラと書けてしまう個人情報部分は、履歴書を書く際、最も気を抜いてしまいがちですが、キレイな字で書くことは勿論、略式漢字を使用することも出来ませんので、注意が必要です。
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特に名前は戸籍に登録されている正しい漢字で記入しなければなりません。例えば「齋藤」を「斉藤」と略して書かないようにしてください。旧字体である「澤田」や「濱野」が本名であるのに、普段から「沢田」や「浜野」を使用している人は、特に注意が必要です。

履歴書の書き方の見本

連絡先は住所や電話番号などが自宅と同じである場合のみ、「同上」とだけ記入します。最近は携帯電話の普及により、採否の連絡を携帯電話に入れる担当者が増えているので、携帯番号を書くときは必ず繋がる場合だけにしましょう。携帯に連絡されると困る場合は、自宅の電話番号のみを書いておきます。もしも、自宅には誰もいないし、携帯に連絡されても困る……という場合は、連絡先欄の余白スペースに、連絡可能な時間帯を記入しておき、担当者が連絡に困らないように配慮してください。

メールアドレスは、なるべくフリーではないアドレスを書くべきです。例えば「kusojiji@●●.co.jp」や「oppai55@●●.ne.jp」「lovelove@●●.ne.jp」など、メールのアドレスをふざけた綴り文字にしている若者が多いですよね。いくらこのアドレスを普段から使っているからと言って、遊びで使っているメルアドを記入するのはイメージダウンに繋がります。会社側は個人情報を守るよう法律で定められていますので、安心してプロバイダのメールアドレスを記入するようにしてください。どうしてもプロバイダアドレスが使えない場合は、フリーアドレスでも名前がアドレスになっているようなものを、新しく取得すると良いでしょう。


転職者に注意! 連絡先に現在の勤め先を書かないでください

仕事中、携帯には出られないし。自宅にかけられても困るし。現在勤めている会社の電話番号や住所、メールアドレスを連絡先にする方もいるようですが、これは、現在勤めている会社にも、履歴書を出した会社にも、大変失礼にあたりますので絶対にやめましょう! 電話に出られない場合は、折り返しご連絡差し上げます、と余白に書いておくと良いでしょう。

履歴書の書き方でココのミスが多い! 記入もれのないように気をつけましょう!

履歴書の書き方でココのミスが多い! 記入もれのないように気をつけましょう!

  • 履歴書の上にある日付欄。ここの記入もれが一番多いです。ここには履歴書をいつ書いたのか、きちんと記入しておきましょう。書いてから1週間以内に投函するようにしてくださいね。
  • 住所のふりがなは住所の漢字の部分だけに付ければよいのですが、●●ちょうめ●ばん●ごうまで詳細に書く人もいるようです。絶対にやめましょう。
  • 生年月日にある昭和や平成などの元号と、男女にマルをつけるのを忘れないでください。
  • 印鑑が必要な履歴書と、そうでない履歴書など、履歴書の種類はさまざまです。もしも欄があったときは、押し忘れに注意してください。
  • 連絡先が現住所と違う場合はしっかり連絡先住所を書き、現住所と同じ場合は必ず<同上>と書くことを忘れないでください。

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