履歴書の封筒・添え状の書き方の見本

LINEで送る
Pocket


縦書きでは漢数字を使い、番地も略さず書きましょう!

封筒の書き方の見本・サンプル

住所に使用する「6丁目3-1」などという数字は、封筒で縦書きにする際、漢数字に直し、略さず書く必要があります。つまり「六丁目三番地の一」となるのです。

応募先の会社名などは、採用担当者の名前なども入れると大変に長くなるものですよね。そういう場合は、会社名・部署名を住所に近い場所に書き、担当者の名前や係り名を真ん中に書いて、最後に御中とつけるのが正しい書き方です。くれぐれも会社名を真ん中にし、担当者や係り名が左寄りにならないように注意してください。左端の下側には、赤い文字で履歴書在中と書くのが基本です。

封筒のサイズは基本的には履歴書と同じA4サイズにし、履歴書や職務経歴書を折らずに郵送するのが正しい方法です。しかしどうしてもかさばってしまうので、三つ折にして、普通サイズの封筒に入れても問題はありません。ただし、横に長い洋封筒だけは使わないようにしましょう!縦に長い封筒を使ってくださいね!

封筒の裏には自分の名前と住所を書きます。ここに書く住所も、略したりせず正しく書きましょう。また、封筒を閉めた口には「×(バツ)印」を書きましょう。これはこの封筒が、受取人以外誰もあけてはいけませんという印であり、あけていないという証明です。ビジネスマナーですので絶対に書いてくださいね!


履歴書と職務経歴書、そして添え状を封筒に入れるのが基本です

履歴書と職務経歴書、そして添え状を封筒に入れるのが基本です

添え状は、字がキレイであることに自信のある人は手書きでも構いませんが、現代ではパソコンで書くことが一般的となっているようです。ワードなどの文書を使い、書類として作成しましょう。

まず必要なのは、添え状を書いた日付です。履歴書の日付と同じにすると良いでしょう。基本的には書類を書いた日を書きますから、書いたらすぐに投函する必要がありますね。

日付の下は左寄りで応募先の会社名と担当者様の名前、そして最後に御中をつけます。字体は明朝体かゴシックとし、斜体や行書体など読みにくくなるようなフォントは使用しないようにしましょう。

さらにその下に自分の住所や名前を右寄りで書きます。電話番号やメールアドレスを記しても良いでしょう。

その下に、真ん中揃えで件名(タイトル)を書きます。応募書類の送付について、や、貴社・求人への応募の件などでも良いでしょう。

さて、本文についてですが、まずは「拝啓」や時候の挨拶などの頭語を入れ、最後は必ず「敬具」でしめるようにします。拝啓、貴社ますますのご隆盛の こととお慶び申し上げます。など。このとき「およろこび」と言う漢字は「お喜び申し上げます」ではなく「お慶び申し上げます」という文字なので、間違えな いようにしてください。

求人をどのような媒体で知ったか(求人雑誌の名前や、WEBサイトの名前)、応募の意思表明と、希望する職種を書きましょう。次にアピールポイント を簡単に書きます。それから面接のお願い、連絡のお願いなどを入れ、最後は「まずは取り急ぎご依頼申し上げます」「ご検討くださいますようお願い申し上げ ます」などの結語を書きましょう。最後に敬具と書くことを、くれぐれもお忘れなく!

添え状、履歴書、職務経歴書の順番に重ね、三つ折にして(あるいはそのまま)封筒にいれます。書類はホッチキスやクリップでまとめないようにしてください。なお封筒の口は、セロテープやホッチキスなどで留めず、かならずノリでとめてください。

【次のページ→履歴書の書き方の見本