職業選びのポイント!ブラック企業の見分け方、シニア世代の人材活用について

職業選びのポイント!ブラック企業の見分け方、シニア世代の人材活用について

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職業選びのポイント!ブラック企業の実態について

ブラックの基準が変化してきた!?

昔、ブラック企業と言えば、暴力団関係者との取引や繋がりがあったり、多額の不正や隠ぺい工作などを日常的に行っている悪徳業者のことを示す言葉でした。

しかし最近では、労働時間に比べて給料や手当が異様に少ない(基準法の違反)、セクハラやパワハラが横行している、ノルマがあり上司から多大な圧力を受ける、水増し請求や所得隠しに加担するよう強要されるなどを含む企業を、若者たちが「ブラック」と呼んでいる場合が多いようです。

しかしある程度のプレッシャーやストレスは、どんな職種にもつきものであり、毎日快適に過ごせ、納得できる給料が受け取れる職場など、一生に一度巡り合えるかどうかと言ったところではないでしょうか。

面接や求人への応募の前に、会社見学をさせてくれるところがあれば良いですが、結局いくら時代が変わっても、人を選ぶのはあくまでも会社側でしかないという点は、少し残念な気がします。

ただし、希望する会社の内部に何か問題がないか?または、ブラックである可能性はないか?については、事前に調べることができます。実際に就職活動を始めてから求人募集や関連雑誌を読むのではなく、できれば1~2年前からきちんとチェックし、状況が判断できるようになっていることが理想ですね。

高卒での就職を希望している方も、大学卒業後に予定している方も、高校や大学に進学と同時に、就職のための事前調査を開始するくらいの気持ちで活動に臨んで欲しいと思います。

頻繁に募集が出ている企業

ブラック企業を見分けるポイント!?入れ替わりが激しい職場

1年のうちに、何度も求人募集を出す企業は要注意です。「これだけ頻繁に求人が出るのだから、人手が足りておらず、募集でも人が集まらないのだろう。ここならいつでも採用して貰えるのではないか?」と判断する人は非常に危険。

募集しても人が集まらない、定期的に求人が出ているという背景には、職場環境が悪い、待遇が悪い、または人的問題があると考えるべきです。新しく人が入っても1~3日で辞めてしまうため、いつでも人手不足というところも決して少なくはありません。

気になる職場がショップなどの実店舗である場合は、出来るだけ長い期間お客として足を運び、店員さん同士の会話に耳を傾けられる時間を作って観察しましょう。

店舗のない企業の場合は、企業が取り扱っている商品、サービスに関する口コミ、運営しているホームページの評判をネット上で検索するだけでなく、実際に商品に関する問い合わせを行ってみるなどして、対応も確認したいですね。

このときの注意点は、少ない数で判断しないこと。企業や商品の口コミに関しては、サクラ評価も大いに含まれており、社員による自作自演のコメントが堂々と掲載されていることもあります。

出来るだけ多くの情報について調べる、一つだけでなく複数の口コミサイトを見ることが大事です。また、同じ市町村にある同業者、またはネット上でライバルとなり得る企業との比較も目安になるでしょう。

ただし、各種掲示板やSNSで情報を求めることはしないこと!○○会社への就職を考えていますが、社内環境をご存知の方はいらっしゃいませんか?や、何か悪い噂はありませんか?などの書き込みは、印象が良くありません。

面接時に投稿者だと特定されてしまう危険性もあるので、くれぐれもご注意ください。

仕事内容の確認を!

ノルマや勧誘がないか?

ノルマがある、給料が歩合制である、仕事内容に勧誘が含まれており、少々強引な方法をとらなければならないなど、仕事内容に問題がないかも、きちんと確認しておきましょう。

仕事の内容が不明な場合は、面接前に直接電話で話を聞いたり、面接時に質問すると良いです。このとき、ノルマの達成について「比較的簡単である」と説明されても、決して鵜呑みにはしないこと。

頑張れば、努力すれば出来るようになる、先輩たちもみんな最初はゼロから始めたんだから……などという言葉も、その通りの意味で素直に受け取ってはいけません。

現在の実績はどうであれ、ノルマを達成している先輩たちが、どのような方法でそれを成し得ているのかが問題ですが、その点を面接時に確認することはできないでしょう。

まさか、犯罪スレスレのグレーな行為に手を染めなければ達成は難しいなどとは口が裂けても言いません。面接に同席した他社員から、ノルマ達成にはコツがあるとか、簡単な裏ワザがあるから大丈夫だなどと言われることがあったなら、間違いなく危険だと考えてください。

どのような仕事であれ、正当な方法で大きな成果を上げるためには長い年月と経験が必要になってきます。僅か3ヶ月で目標を達成できる、ノルマをクリアできるようになる、早い段階で給料が格段にアップするなどの、いわゆる「旨い話」が出るようなら、その会社はブラックだと判断し、採用されてもお断りする方が賢いと思います。

なぜ、シニア採用が活発なのか?

注目されているシニア世代の魅力

技術や知識がある魅力的な人材は、すぐにより良い企業を求めて【転職】してしまう。育成するつもりで未経験者を雇ってみても、期待するほどの成長が見られない場合の方が多く、それどころか慣れてくるほど手抜きをしようとする傾向にある。

それらの問題点を解決するため、企業側が考えたこと……それが、若者ではなくシニアを採用する、ということでした。シニア世代とは、主に定年後の60~75歳までのこと。

生活を豊かにしようと、より待遇が良い会社へ行きたがる若者に比べ、シニアは自分の元気のため、時間を有効に使うため、やりがいを求めて働く人ばかりです。

例え賃金が少なくても、職場という環境を大事に思い、少しでも役に立とうと一生懸命工夫をし、意見を述べ、話し合って改善策を模索。周囲と協力しあい、目標を達成しようとする姿勢が非常に強いのです。

確かにシニア世代には、物覚えが悪いという欠点があります。簡単な作業でも、なかなか覚えられず、毎日メモを見ながら仕事をしないと、とても時間通りには進まないと言います。

だからこそ、指導する側にもかなりの根気がいるわけですが、失敗を繰り返しながらでも、くじけず諦めず毎日笑顔で働き、結果、賃金以上の働きをするようになっていくのだとか。

会社側がその働きぶりに感激し、報酬としてボーナスや手当を出そうとしたら、断られたという話を聞いたことがあります。

「私たちにボーナスを出すくらいの余裕があるなら、設備や備品を新しくして欲しい。そうすれば、私たちの仕事は楽になって、効率も上がって、もっと良いものが出来るから」というのが、その時のシニアたちの言い分。

そこで会社側は、社員全員から意見を聞き、一番辛いと感じる作業を500万というお金をかけて機械化。会社の収益は増え、社員たちはより快適に働けるようになり、「死ぬまで働かせてもらうからね!」というシニアの願い通り、会社は最年長で82歳の方を今でも雇用しているというドキュメンタリーだったように記憶しています。

いつの時代でも、やはり本当に大事なのは、人と人との繋がりと、支え合い助け合える精神、そして一つのことをやり遂げることの重要性だと感じます。効率化を求めるからこその回り道について、会社も人材も、今一度考えてみるべきではないでしょうか。

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